SONYのα7シリーズで買うべき広角レンズ
SONYのα7シリーズで2020年の今買うべき広角ズームレンズを紹介します!
αEマウント広角レンズ性能比較
主要機能の対比表です。いずれも一長一短ありますが、αEマウントはレンズが充実しているので、選択の幅が広いのが良いところです。
【◎強み / ○並 / ×弱み】
SONY Vario-Tessar SEL1635Z |
SONY G Master SEL1635GM |
TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III |
|
発売日 | 2014/11/7 | 2017/7/28 | 2019/7/25 |
焦点距離 | ○ 16~35mm |
○ 16~35mm |
× 17~28mm |
F値 | ○ F4.0 |
◎ F2.8 |
◎ F2.8 |
手振れ補正 | ◎ 有り |
○ 無し |
○ 無し |
防塵防滴 | ◎ 防塵・防滴 |
◎ 防塵・防滴 |
○ 防滴 |
最短撮影距離 | ○ 0.28m |
○ 0.28m |
◎ 0.19m |
重量 | ○ 518g |
× 680g |
◎ 420g |
値段 | ○ | × | ◎ |
画質 | ○ | ◎ | ○ |
広角レンズの検討ポイント
焦点距離は35mmまで必要か?
風景主体の撮影なら28mmまででOKです。特に登山など荷物を極力減らしたい場合は軽量となる28mmまでのレンズを選択しましょう。標準ズームレンズ(28-75mmなど)も合わせて持ち歩く場合も35mmまで不要になります。
旅行中にスナップ撮影をする場合は35mmまであると便利です。家族や友人と旅行する場合はレンズ交換の手間が旅行の妨げになり得るので35mmまであるとレンズ1本で対応できます。
F2.8まで必要か?
風景主体の撮影ならF2.8まで不要です。日中の景色主体ならボケ量を減らすため絞って撮影することが多くなるのでF4.0でもOKです。必要な焦点距離だけ明るい単焦点レンズで補うことも可能です。
手持ち夜景や星景、屋内で撮る場合はF2.8まであると便利です。F2.8とF4.0の差(絞り1段分)はシャッタースピードで2倍の差になります。星景でF4.0だと30秒露光が必要となるシーンではF2.8で15秒になり、星の日周運動の流れを軽減できます。屋内の撮影ではシャッタースピードを上げることで手振れが軽減できます。
軽さが重要か?
旅行や登山などカメラを持ち歩く時間が長い場合はできるだけ軽量なレンズを選択しましょう。男性や車で持ち運ぶ場合は多少重くてもOKです。重くてカメラを持ち歩くことが億劫にならないようにしましょう。
今買うべき広角レンズ
使用目的によって変わりますが、1本目の広角レンズとしてオススメする順位を決めました!
おすすめレンズ1位
◇ TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD [Model A046]
おすすめレンズ2位
◇ SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS [SEL1635Z]
- おすすめポイント:旅行に最適(景色からスナップまで)
- 弱み:F4.0にしては少し重い
- おすすめ使用シーン:旅行、風景
おすすめレンズ3位
◇ SONY FE 16-35mm F2.8 GM [SEL1635GM]
- おすすめポイント:画質、F2.8
- 弱み:重量、値段
- おすすめ使用シーン:風景、星景、夜景、写真作品撮り
標準ズームレンズはこちらで紹介しています!